2020年4月30日木曜日

不安要素

 

今朝、藍の様子を見ると染液にトロミは有るんだけど、膜が張っていないので、しばらく加温してみようかと思います(蓄熱湯たんぽ×2、白金カイロ×1)。日中暑くても夜中はやっぱり寒いからなぁ。(=_=)


最後の嵩上げが雑だった?フスマ・貝灰の投入が早かった?急ぐと藍が寝てしまう場合もあるらしい…と心配も少々。取りあえず気長に様子を見るしか無い。

2020年4月29日水曜日

高床式、嵩上げ4日目、貝灰とフスマ投入

 

間引いたから目立つようになったんだと思うけど、葉っぱが食われている!…犯人はダンゴムシか?…という事で、高床式に変更。

嵩上げ4回目。
そして貝灰投入。貝灰は染め液を落ち着かせるために使用。
また貝灰を使うと色が良くなるそうです。

1番灰汁が無くなったので、2番灰汁を取りました。
去年の3番灰汁を使ってフスマを煮ます。
フスマは微生物のご飯。食べやすいように柔らかく煮ます。
暖かい内に染液に投入。
今日からのGW中気温が高いそうですが、微生物がフスマも貝灰も食べやすいように今日は加温しようと思います。


2020年4月28日火曜日

間引き、嵩上げ3日目

 

間引き2回目。

本葉が出てき始めたので、育ちが良いものだけを残して間引き。

間引いた双葉も藍成分があると思うのでそのまま乾燥葉にします。
嵩上げ3日目。表面に膜が張ってきました。
…が、まだ弱いですね。
藍をかき回す用のヘラですが、すっかり藍色に染まってます。



2020年4月27日月曜日

嵩上げ2日目

 

嵩上げ2日目。灰汁を足した後にティッシュで色をチェックしたら、色がつきました。

気温が高ければ保温は多分必要無いと思うけど、今日は冷える。

昨日まではスクモの上に直に湯たんぽ置いてましたが、今日からはバケツの外側からジンワリ暖めるとします。暖めるのは微生物が元気になるようにです。

2020年4月26日日曜日

嵩上げ開始

 

踏み練りの後、2日保温しつつ寝かせて今日から嵩上げ。

ビニールを除けて蒅を見てみると、一部に強いギラつきが見られ、空気に触れたビニールが藍色に染まりました!

…って事で、藍が建ちました!\(^O^)/

今日から3~4日掛けて、少しずつ灰汁を足して嵩上げします。
灰汁は40度程度に温め、空気を入れないように注ぎ、蒅によく馴染ませるように優しく混ぜる。(匂いは随分薄くなりました。(^^)


2020年4月24日金曜日

間引き、保温

 

間引き1回目。

1ポット5~6本に減らした。

植える時には1~2本にする予定。

室内で保温予定だったが、あまりに臭くて2日でダウン。
藍染め用の物置に移動。暖めると匂いが強くなる。古漬けみたいな?
3~4か月かけて白カビが出なくなるまで何度も切り返し作った蒅だが土間で大量に作る藍農家の様な方法でないとダメなのかな?(=_=;)
気温が高い夏場に作ると少しはマシな物が出来るかも?


2020年4月23日木曜日

踏み練り

 

踏み練り。
つぶつぶを全てなくす感じで、しつこい程しっかり練ります。(気持ちの上では24時間練り続ける感じだそうです)

紺邑さんいわく「練りをしっかりやれば、藍は建つと思う。
そして、寿命も長くなる。」らしい。→保温しつつ2日間寝かせる。

※反省点※ 踏み練りまでの作業をビニール袋ですると楽になるかも。

今回はバケツの中にスッポリとビニールを被せ、中に人が入る感じでやりましたが、踏むとスクモがバケツの縁に逃げるのでやりにくい。嵩上げで灰汁を足す時にバケツに戻せばよい。

良かった点としては蒅をBarMixで細かく砕いておいたので、踏み練り時の
ツブツブが少なかった。次回はふるいを掛けもう一度BarMixを使用した方が良い。
バケツの内側にビニール袋を入れた事により蓄電式湯たんぽを蒅の上に直に置けたのは良い点。

2020年4月22日水曜日

本建て開始

 

たくさん芽が出てきました!

1ポット2株程度に間引く予定。

4月11日に作った灰汁を使って藍の本建て開始。
1番灰汁の為、表面に浮遊物がありますが、綺麗に澄んで底の木灰が見えます。触ってみると強いヌメリがあり、良い灰汁な感じがします。

この灰汁を微生物が活動しやすい40度~45度程度に温めます。
(45度以上はNGらしい)

この冬作った蒅(スクモ)の半量を使いました。
蒅はBarMixで細かく砕いてありますが、そうは言っても硬いつぶつぶ。
暖めた灰汁を蒅がヒタヒタに浸かるくらいに入れ、蓄熱式湯たんぽで暖めつつ一晩放置(じっくりと灰汁を吸わせます)。
今年は暖かいとは言え、夜間は冷えるので藍が建つまでは室内で保温予定。
数時間経って、蒅が灰汁でふやけた頃に棒で突きます。
イメージとしては蒅の粒を潰す?解く?感じ。





2020年4月16日木曜日

藍:発芽

 

藍、発芽。

半透明のプラ屋根を被せて半温室状態にした。

2020年4月11日土曜日

灰汁取り

 

先日焼いた木灰を使って灰汁作り。

井戸水を人肌程度に暖めて激しく混ぜる。

1週間程度寝かせると良い灰汁になる。

2020年4月8日水曜日

準備

 

耕運機で整地。

我が家の藍畑。
1.7×3m
+花壇
木灰を焼く(炭焼き器使用)。
湿っていると良い灰汁が取れない。
基本:井戸水10ℓに対して1kgの木灰
(我が家のポリバケツは25ℓ)
木灰:楢・樫・クヌギ


2020年4月1日水曜日

紺邑さんメモ:藍の染め液の維持管理方法

ブログ 2019年4月25日 (木)「藍の染め液の維持管理方法」

藍の染め液の維持管理方法の基本は、放って置くこと。染めたら蓋をして寝かせる。次の日、蓋を開けて染める。これだけ。勿論、毎日染められる。


何故か?と言えば、本来の藍染の染め液は、醗酵して微生物が無酸素状態の染め液中に生きていて、彼らは空気を嫌う嫌気性菌だからです。攪拌して空気を入れると痛む。だから放って置いてあげる。それが微生物にとって一番良いから、基本は放って置くことです。

しかし、攪拌しなければならない時もある。それは以前書いた通りです。


攪拌の仕方は、染め液中に空気をなるべく入れないように、優しく丁寧に攪拌します。

紺邑さんメモ:藍の染め液の手入れ

藍染FB: 本染め(本来の藍染)の場合、手入れは滅多にしません。建てた時の蒅(すくも)と灰汁と、建てた後に加える麬(ふすま・小麦の皮)と貝灰と少量の澱粉が、微生物の餌になっているからです。

微生物がこれらを食べてしまって、餌が染め液中に少なくなった時に手入れをします。つまり手入れとは、微生物に餌を上げてやることです。

基本は「灰汁」です。灰汁はミネラルの宝庫ですから、それを加える。染め液に入れる液体は、灰汁だけです(建てる時も、灰汁だけで建てます)。再度書きますが、基本は「灰汁」です。

麬(ふすま・小麦の皮)もミネラル分の補給です。これを勘違いする人がほとんどですが、これはミネラルと繊維質であって、澱粉はほとんど含まれていません。

貝灰もミネラルの宝庫。石灰と比較する人がいますが、染め液に入れる目的が全く違います。貝灰は栄養補給。石灰はpH調整です。

これらの何を、いつ、どうやって加えて染め液を維持管理するかというと、経験が教えてくれます。経験するしかないけれど、基本はある。その基本に乗っ取って経験を積み、手入れ方法を覚えるのです。以前、「守破離」のお話しをしましたが、その「守」です。

経験が教えてくれることは、簡単ではありません。修行が要ります。今の日本人は、修行を嫌う。だから、簡単にできるものに飛びつく。また、簡単に出来ることを教えてくれる人も教室もある。そして、本来の物事が消えかかっているのが、今でしょう。

紺邑さんメモ:心構え

私はまだ建たないなどと、比較して考えませんように。人それぞれ。環境が違えば経過も違う。それが個性。長く付き合うのですから、焦らない事、ゆっくりやること、為すべきことを心を込めて為すこと。それを心がけてください。

紺邑FB 2015/11/14: 踏み練りして灰汁を足し、寝かせた翌日嵩上げ。最初の写真はその次の日の状態。すばらしい膜が張り、匂いも良い。

嵩上げを続け、13日現在、甕の半分くらいまで来ました。

順調だし、色も出ていて、このまま嵩上げすれば藍染が始められそうですが、「急いては事をし損じる」で、じっくりと醗酵を待たないと、後々良いことがありません。

「短気は損気」とも云いますね。

紺邑さんメモ:フスマ

藍染FB:染め液へのミネラル分の補給(澱粉質はわずか)に使われます。
新鮮なものを使い、よく炊いて微生物が食べやすくして使います。

本建ての場合、藍建てには使わず、建ってからの栄養補給の役割をします。 

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今回は、30㍑の寸胴の1/4強まで3番灰汁を入れ、暑くもないのに薪ストーブに火を入れて沸騰させます。それまでの間に、麬を買いに行きました。「麬は新鮮なものを使え」とは、父のことばです。

こいつを少しずつ灰汁に足して、弱火でこつこつと炊きます。量は、棒でかき回してかなり抵抗が出てくるまで。

その後は、焦げ付かないようにかき回しながら何時間も炊くのですが、香ばしいココアの香りが出てくるのが終了の目安。
しばらく冷ましてから、まだ暖かい内に藍甕に入れます。

昔ながらの丸甕の場合は、甕の隅から入れて行く。
私のような四角い甕の場合は、万遍なく入れます。

昔は入れたままにしていたのですが、最近は、入れたら攪拌することにしています。その方が、微生物が食らいつきやすいのではないかと思うからですが、どちらが良いかは分かりません。

紺邑さんメモ:灰汁

木灰を水に溶き、灰が沈んだ後の上澄みを「灰汁」と云います。使う灰は、椚、楢、小楢、桜、栗、樫などの雑木や堅木です。杉、松、檜、藁などの灰は、藍建てには使えません。灰汁は、正藍染めにとっては絶対です。

紺邑さんメモ:すくも

藍草を育て、花が咲く前に刈り取り、茎と葉に分けて葉だけを天日で乾燥させて粉々にした葉を、水はけの良い土間に摘み、水を打って筵(むしろ)を被せて寝かせ、数日したら切り返し、又水を打って寝かせ、又切り返しを、100日の内に十何回も繰り返して完熟醗酵させたものを、「すくも」といいます。それを杵で突いて固め、切った物が「藍玉」です。

紺邑さんメモ:木灰が湿気ったら

藍染めFB: 【灰の保存と再生】

藍染めの染め液を作るのに、灰汁は絶対に必要なものです。維持管理も、灰汁で行いますので、染め液の液体は全て灰汁。

現代は木を燃やしませんから、灰汁の元になる木灰が手に入り難い。貴重なものとなり、きちんとした紺屋は、皆さん、灰を集めるのが悩みの種だと思います。

さいわい私どもは、山間に工房を持っていますので、ご近所が灰を持ってきてくださいますし、私も自分の工房の薪ストーブで灰を作っています。

保存方法の基本は、湿気ないこと。湿気ると、良い灰汁が取れません。
しかし、湿気た灰を頂いたり、湿気させてしまったらどうするか。
煎り直して使いますと、すばらしい灰汁が取れます。

紺邑さんメモ:灰汁の取り方

紺邑ブログ:10ℓに対して1㎏の灰の量を目安にしています。ですから、100ℓの容器で灰汁を取る場合は10㎏の灰を使う。これより少ないのはお勧めできません。多い分には良いと思います。

次によく質問されるのが、水かお湯どちらで取るかというもの。

水で取る方もいらっしゃいますが、私は習慣的にお湯で取ります。温度は季節によって変えています。そして攪拌。なるべくしつこく激しく行います。

最低でも丸々一日寝かせます。寝かせる時間は長ければ長いほど良い灰汁が取れます。一週間ほど寝かせると、とても良い灰汁になります。

寝かせずに、一番灰汁、二番灰汁、三番灰汁・・・と取り分けるのは、良い灰汁になりません。藍建てにも維持管理にも良いことはありません。灰と一緒に寝かせることが肝心です。


藍染めFB:4月11日に建て始めた藍甕が、一週間目を迎えました。

しっかりと色が出ています。これをかさ上げして、また寝かせる。
心の焦りを押さえつつ、少しのかさ上げで我慢します。

これが肝心で、建ったと思ってかさ上げしすぎると、突然色が無くなったりするのです。
まあ、それほど灰汁も作れませんが。

ここまで藍甕に入れているのは、すくもと灰汁だけです。
完全に建ったと思うまで、灰汁だけしか使いません。

紺邑さんメモ:スクモの踏み練り

紺邑FB 2015/4/12

すくもを藍甕にいれ、温めた灰汁をすくもが隠れるまで入れる(ヒタヒタになるまでと私は云っています)。温度は入れた後、45℃を超えないことが肝心。それを超えると、微生物の組成が変わるのだそう。

次に、先のついた藍棒で突きます。すくものすべてに灰汁を食べさせてやる気持ちが大切。割合重労働。

これで一日は終わり。すくもにゆっくり灰汁を食わせ、翌日、踏み練りをする。練りは、手でやろうが足で踏もうが、嫌と云うほど練ります。気持ちの上では、24時間練っても足りないかもしれないと思うこと。棒で突くのと同様、すべてのすくもに灰汁を食わせてやるのです。

足の裏にすくもを感じます。つぶつぶがいっぱいあるので、それを一つ一つ練り潰す。すくもを一所懸命練り、また保温をしながら二日間寝かせる。

練りをしっかりやれば、藍は建つと私は思う。そして、寿命も長くなる。

紺邑さんメモ:貝灰

紺邑HP:貝殻を焼いたもので、日本では漆喰に使われ、古来、貝灰の文化でした。

ミネラル分が豊富で、藍の微生物の餌となり、微生物が食べてしまうので、すくもに残りません。明治の初め、徳島県に送られていた三重県桑名の貝灰の資料には「藍色ノ宜シカラサルヲ美ニシ」と書かれているように、藍染めを美しくします。 


藍染FB:【貝灰の使い方】

貝灰は何のために使うかというと、微生物の栄養補給。何を補給するかというと、微量元素。つまり、ミネラル分です。

いつ入れるかというと、地獄建て(すくもと灰汁だけの藍建て)の場合、建った後、染め液を落ち着かせるために使います。藍建ての途中では全く使いません(私の尊敬する紺屋は、最初の練りの時に貝灰を使っていますが・・)。

次に、染め液の手入れ。染め液の中の微生物のミネラル補給につかいます。いつ使うかというと、藍の微生物が欲しているとき。欲しているかをどう知るかというと、経験が教えてくれます。

次に、醗酵し過ぎた時の抑えに使います。染め液が嫌なにおいを出し、変な色になったりした時、貝灰で染め液を落ち着かせるのです。

私が家をしばらく留守にしていた夏のある日、帰ってきたら、工房で妙な臭いがしている。藍甕の蓋を開けてみたら、底から大きな泡がブクっと出てきてボコっと爆発しました。これを「醗酵のし過ぎ」と私は呼んでいますが(本当かどうかは知りません)、貝灰を入れて押さえたら直ぐに元に戻りました。


このように、手入れに使います。pH調整ではありません。

紺邑さんメモ:嵩上げ

嵩上げ: 灰汁を温め、また灰汁を採り、灰汁を甕に入れて行く作業です。

藍染めFB 2015/11/10

本建て(地獄建て)でいう嵩上げとは、灰汁を足すことです。それも、どれくらいの量がよいか、灰汁の強さはどうかという問題があります。昨日、強めの灰汁を足すつもりだけれど、弱めのものにするかも知れないと書いたのは、状態によるからです。

どうしたかというと、1番灰汁を少しと2番灰汁でかさあげをしました。理由は、その方がよいと思ったからです(笑)