紺邑HP:貝殻を焼いたもので、日本では漆喰に使われ、古来、貝灰の文化でした。
ミネラル分が豊富で、藍の微生物の餌となり、微生物が食べてしまうので、すくもに残りません。明治の初め、徳島県に送られていた三重県桑名の貝灰の資料には「藍色ノ宜シカラサルヲ美ニシ」と書かれているように、藍染めを美しくします。
藍染FB:【貝灰の使い方】
貝灰は何のために使うかというと、微生物の栄養補給。何を補給するかというと、微量元素。つまり、ミネラル分です。
いつ入れるかというと、地獄建て(すくもと灰汁だけの藍建て)の場合、建った後、染め液を落ち着かせるために使います。藍建ての途中では全く使いません(私の尊敬する紺屋は、最初の練りの時に貝灰を使っていますが・・)。
次に、染め液の手入れ。染め液の中の微生物のミネラル補給につかいます。いつ使うかというと、藍の微生物が欲しているとき。欲しているかをどう知るかというと、経験が教えてくれます。
次に、醗酵し過ぎた時の抑えに使います。染め液が嫌なにおいを出し、変な色になったりした時、貝灰で染め液を落ち着かせるのです。
私が家をしばらく留守にしていた夏のある日、帰ってきたら、工房で妙な臭いがしている。藍甕の蓋を開けてみたら、底から大きな泡がブクっと出てきてボコっと爆発しました。これを「醗酵のし過ぎ」と私は呼んでいますが(本当かどうかは知りません)、貝灰を入れて押さえたら直ぐに元に戻りました。
このように、手入れに使います。pH調整ではありません。
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