2020年7月31日金曜日

メモ:藍甕の攪拌

 紺邑さんのTwitterより。

【藍甕の攪拌】

藍染は酸化発色。染め液は無酸素状態。攪拌すると染め液に酸素が入る。すると染め液中の藍が発色する。つまり染め液が痛む。酸素を入れると藍が染め液に溶け難くなり寿命も短くなる。だから攪拌してはいけない

【藍甕の攪拌②】

攪拌しなければならない時がある。目的は微生物に餌を食わせるため。酸素を入れないように心掛けながら、“すくも”を染め液全体に散らばしてあげる。その頻度はケースバイケース。

【藍甕の攪拌③】

優しく攪拌するから染め液の表面に「藍の華」と呼ばれる泡はない。あってはいけない。泡(藍の華)は染め液が痛んでいる証。

正藍染め

藍染めと正藍染めはどう違うの?…は紺邑さんHPを参照

藍染めをやり出したのは2014年に叩き染めをしたのが最初。それから生葉染め、沈殿藍、科学染め…を経て「藍建てしよう」と思ったものの「なんでハイドロや石灰がいるの?身体に悪そうなのに」「昔の人ってこんな人工的なものが無い時代から建ててたよね?」…と自分で出来そうな藍建てを探していたときに、コータが中学生になりママ友から「うちの子剣道部に入ったんだけど、毎日藍色になって帰ってくるよ。」とメールが来た。

「科学建てをやってるけど、そんなに色落ちしないよ!白物と一緒に洗濯出来るよ。」…と思って検索していると、紺邑さんブログ「藍染が存在する理由・意味などについて その2」がヒットした。なるほど伝統的な武道も随分人工的なものを使っているからか💧

紺邑さんの「真に醗酵の藍染めの事」を読み、目から鱗がボロボロ取れるような思いをした。

今までたくさんweb検索をしたり書籍を読んだりして「こうするだろうな。」と思っていた事が真逆だったから。

「この藍染めを目指したい」…と思い今に至る。

ようやく、なんとか建った。…が、フスマや貝灰を使うタイミングや量がまだ全然分からない。

フスマを今までより多く使うことで今回は建った。…が、紺邑さんブログでも、紺邑さんを紹介している「天然染料の科学」でも「灰汁、貝灰、最小限のフスマ」と書いてある。もっと貝灰を使って良いんだろうか?

「貝灰を入れると色が良くなる」「貝灰もフスマも微生物のエサ」ともブログに書いてあった。悩みながら様子を見ながら経験を重ねるしか無いんだろうな。

まぁ今回フスマを自分基準で大量に入れた。…と思っていても、買った1kgのフスマの半分以上はまだ残っているので、500gを2つの藍甕に使用したとなると「最小限のフスマ」の範囲なんだろうか???

毎日〃頭の中は「?」だらけです😅💦

小さな頃から「器用貧乏」「飽きっぽい」と言われてきた私が、こんなに長く毎日〃藍染めの事をしているってビックリだわw それだけ奥が深く魅力的って事だな。

2020年7月30日木曜日

科学建て

私は別に科学建てを否定するつもりは無い。…という事を前置きした上で、やっぱり「薬剤を使って色を出す」ので、肌には良くないだろうな…と思います。

藍染めの方法とかを検索していると「石灰」は必ずと言って良いほど出てきますが、紺邑さんのブログ「藍染と石灰」にもありますが危険なものだと思います。

マスクとか敏感な部分に使う分は正藍染があるのなら、そちらを使いたい。

藍の効用

 

藍は古くからアセモ防止だったり、肌を治す薬効成分があるとされていたし、抗菌作用の他に最近では抗ウィルス作用もあるのでは?...とされているのでマスクを染めました。

参考:古くから親しまれる身体を守る藍の力
弘前大学「インフルエンザ阻害薬プレスリリース」


直接顔に触れる分、本建てで染められるのは嬉しい😀💕
UVカット効果もあるみたいだしね✨

2020年7月28日火曜日

黄土色

 

色が出て変わった事。染液の表面は今までと変わらず黒っぽい青。…だけど手を入れると中の染液は黄土色。

空気に触れている表面だけ酸化して青くなっているみたい。

紺邑さんのHPに若い染液と2年3か月の染液の写真が載っているが、こんな感じ。うちの染液も2年くらい持ってくれると嬉しいなぁ😀💕

参考:紺邑さんブログ「藍染の染め液の色」


染液から出すと、最初は黄土色なんだけど、みるみるうちに色が付いてくる😍

2020年7月27日月曜日

色が出た!

 

フスマを大量投入(今までよりは)したのが良かった?
昨日は全く色が出て無くて凹みまくっていましたが、今朝ティッシュチェックをしたら濃い青色がでました😍💖

上は2回目染液、下の青いのが1回目染液。

夕方時間が出来たので白バンダナを染めてみたら綺麗な青色に染まりました~~~❗❗❗😝😍😝❗❗❗

1回目染液は4月末に建てたので苦節3か月!

この綺麗な色が出て、一気に心も晴れました😀💕
梅雨明けしたらガンガン染められそうです💖

フォーラムの乾燥藍葉

 

7月15日に鷺谷さん、森田さんに手伝ってもらって刈り取った一番藍の乾燥葉。ようやく全て茎と太い葉脈から外せました。

460mm×600mmの袋に一杯です。

これに乾燥剤を入れてカリカリにし、粉々にしてから蒅を作ろうと思っています。

さて、良い菌が付いているとされる藁をどう使おうか悩むところ…。

2020年7月26日日曜日

犯人

 

前回見つけたものとは別の種類みたいだが、同じくシャクガ?の幼虫を発見。けっこう大きく育ってました。

見事に藍の葉と同じ色😅💦

1回目、2回目の染液ともにフスマを炊いて入れました。今までより多めに。

地獄建ては「発酵」によって成立する。…けど、染液って強アルカリ。なかなか発酵も腐敗も進まないよね?って事で物資投入です。

フスマも貝灰も「微生物のエサ」としか書いていない。タイミングとか量とか色々悩ましい。ネット検索しているとフスマの代わりに米糠を使う人もいるそうだ。確かに米糠の方が糖分が多い分発酵が進みそうだ…が、きっと邪道だよね。

2020年7月24日金曜日

分からない…

 7/20には色が出てきていた1回目染液も、丁寧に怖々建てた2回目染液も色が出なくなりました😢😭😢

なんでだろう?梅雨明けからは染められる!…と期待してたんだけどなぁ。

地獄建てはとても難しい。とくに維持管理は…。と言われて覚悟はしていたけど凹む。日本酒に手を出しそうな気持ちの落ち込みよう。。。

何かが足りない?取りあえずフスマ炊いて投入してみよう😓💧

「腐敗していないなら、いずれ建つ」気長に〃。

2020年7月22日水曜日

ビックリ!日本酒!

 

目指す藍染め・紺邑さんの本建ては「石灰や日本酒やふすま(小麦の皮)を本建ては使いません。ましてやブドウ糖や水飴や蜜も使いません。」とHPに書いてあるし、ブログでも度々書かれてある。

が、藍染め界で唯一人間国宝に認定された千葉あやのさんを祖とする「正藍染め」では「藍の神様はお酒が好きだから、良い色が出るように…と捧げている」と書いてあったように記憶している。

追記:ネットで見つけた
「正藍冷染」毎年作れる分だけの染料で、お祈りのお酒と楢炭の灰汁だけで、他何も加えない、何もしない自然の温度で染める原始的な染技法である。

…で、興味本位で1回目の染液を蒅も入れて少し取り、日本酒とバイオミックス(BN菌)を入れた2つを作ってみた。

結果はトップの写真のとおり。

上から2回目染液、1回目染液、1回目+BN菌、1回目+日本酒。

何もしない上2つは攪拌しなかったので藍成分が沈殿したのか薄い。BN菌の分もやってもやらなくても…が!日本酒は劇的!!!😲😲😲❗すごく青い!まさしくドーピングや覚醒剤って感じで😅💦

染液の表面も膜が張っているのがよく分かる。

日本酒は藍にとって劇薬って事がよく分かった。日本酒やブドウ糖を使うと即効性で色が出るが、枯れるのも早いらしい。紺邑さんブログ「醗酵と還元との勘違い」

が、しかし。染液の上澄み液だけ別にとって日本酒入れて…って楽しみ方もできるかもしれない(色は落ちるらしいが)。これもいずれテストしてみようと思います。

でも、やっぱり建てるのに苦労も時間もかかっても!長く染められる紺邑さんの本建てを目指したい。

オマケ:我が家の藍畑。随分間隔をあけて植えていたのにビッシリ。今は足場を確保する為に横に伸びた分を刈り取って干し藍葉にしている感じです。



2020年7月20日月曜日

ここにきて

 

ずっと涼しい日が続いていたが、昨日から暖かい。それが良かったのか、2回目染液にフスマを足す際に、1回目染液には多くフスマを投入して、それが発酵を促進したのかは分かりませんが、ここに来て1回目染液が良い感じになってきました😀💕


1回目染液のティッシュチェック。1回やっただけでも綺麗な水色が出たけど、昨日のチェックのティッシュが地面に落ちていたので💦それを使ってチェックしたら、綺麗な藍色になりました✨

やっぱり下染めしてあると良いみたいです😉👍💖


藍の葉を食べていた虫発見。初めてみる子です。

シャクトリムシみたいな?だれ?あなた😅💦

2020年7月19日日曜日

一進一退

7月というのに涼しい日が続いているからかなぁ~。染液の調子が良くない。
フスマを入れてから1回目の染液もうっすら色が付くようになったのはうれしいんだけど、2回目の染液が色が抜けてきているのが気がかり😓💧
この程度の色づき方じゃ乾かした時にほとんど色が残らない。

腐敗していないなら建つ…とは思っているんだけど、もっとフスマを入れた方が良いのかなぁ。迷う〃😰

2020年7月16日木曜日

でっかいウンチ

 

藍は美味しいらしい。軸だけ残してすっかり食べられ、置き土産にでっかいウンチが置いてある😡💢

5月くらいには小さな青虫を数匹見つけたが、いまは見つけられない。…が、ダンゴムシがよく藍を登ってかじっている。

やっぱり犯人はダンゴムシか?

2020年7月15日水曜日

フォーラム藍畑一番刈り、本建て2-17:貝灰投入

 

今日はフォーラムの里山たのしみ隊の下見。それが終わったら森田さん、鷺谷さんに手伝ってもらって、フォーラムの藍畑の一番刈りを行いました。

今年は梅雨らしい梅雨。さらに今日は涼しいので曇天の中刈り取りができました。

今年は去年より植え付け面積が少ないですが、我が家の屋根のある干し場にちょうど納まる量の藍葉を収穫できました。ありがとうございます😀💕

刈り取った一束ずつを輪ゴムで止め、それを1ハンガーに3~4束かける事で、スッキリ干せました。

干してしまえば、後は時間のある時に徐々に茎と軸を外して乾燥させる予定。


そして今日は貝灰も少し投入しました。
ほんの少しだけ怖々と😅💦

ただ…すごく気温が低く染液も冷たいので、夜間湯たんぽ復活しました。寒い日だけ…ね。

2020年7月13日月曜日

本建て2-15:重い?

 

ティッシュチェックで色が薄くて心配しましたが、優しく攪拌したら良い色が出ました😀

藍分って重いのかなぁ?沈んでる?


前回ととくに変化は無さそうなので、追加でまた少しフスマを投入しました。

2020年7月10日金曜日

本建て2-12:フスマ投入

 

なかなか良い色が出ております😍💕

蒅の量も少ないので、嵩上げは終了しようと思います。少ないとは言え10リットル以上はできているので、Tシャツ・マスク・バンダナ等小物なら染められます。


フスマを煮た物を一握り、怖々投入。こんな少量じゃ変わらんかもしれないけど😅💦1回目の失敗で臆病になっています。2日ほどみて様子が変わらないか良くなっているなら追加で入れるつもり。

紺邑さんのページや他の本建てのページを見ても「フスマも貝灰も微生物のエサ」「本建ての仕上げにフスマと貝灰を入れる」と書いてある。んで「貝灰を入れると青みが綺麗になる」ともあるので、前回は貝灰の方を多く入れたんだよね💧

でも、今までやってきて、「フスマをエサとして先にいれ、貝灰で落ち着かせる」のが良いように感じます。

あ、前回の投稿から夜間湯たんぽは止めました📝

2020年7月8日水曜日

本建て2-10

 

本建て2回目を初めて10日目。

随分良い色が出るようになりました😍💕

…が、まだバケツの半分くらいまでしか嵩上げできてない😅 雨でやらない日もあるしね。でも、こののんびり具合が良いのかも。1か月をメドに作ると良いのかな?

蒅の量が前回より少ないから、この位でも良いのか?…と色々と難しい。

夜間、蒅を暖めた方が色が出る気がするけど、ちょっとビニールが汗かいているようにも思うので、悩ましいところ😓

染液には膜がまだ見られないから、焦らずゆっくり…です。

2020年7月5日日曜日

本建て2-7

 

袋が随分青く染まっています。…が、ティッシュチェックをすると染まるんだけど弱い。染液表面に膜もまだ無い。

って事で、今晩からビニール袋の下に湯たんぽ置いて蒅を温めてみようかと思っています。

2020年7月4日土曜日

本建て2-6

 

昨日・今日と1リットルずつくらい嵩上げ。

ティッシュチェックで色がつきます😀💕…薄いけど。まだバケツの半分にも満たないけど、焦らずじっくり。


夜間の湯たんぽも昨日からは止めています。様子を見て温めても良いとは思うんだけど、もう7月だし、このまま嵩上げしていっても良いかな?…と思って。夏場の作業は色々と楽ですね。

2020年7月2日木曜日

本建て2-4

 

嵩上げ2日目。もうビニール自体も青く染まってます💕

今回はこのままビニールの中で建てようかと考え中。理由としては「蒅だけを暖めたい」場合、前回すごく苦労したけど、この方法ならビニールの下に湯たんぽを入れる事が可能なので😏✨

破れたり漏れたりしては困るのでビニール2重でやってみます。

2020年7月1日水曜日

本建て2回目の3日目

 

昨日から嵩上げしても良かったんだけど、雨に阻まれ延期。私は急ぎすぎるので雨がブレーキ役になってくれて良いかも😅💦

昨日2日目は、雨のため触らず、夜間湯たんぽで暖めただけ。

本日3日目。暖めた灰汁を入れようとビニール袋を開けると、空気に触れた部分がフワっと青く染まりました✨😍💕これこれ💖💖💖

今回蒅をBarMixで細かく砕いているので、灰汁を吸った蒅がすごく柔らかくなめらかで良い感じです👍💖

1回目の本建ての時は灰汁を2リットルずつ嵩上げしていましたが、今回は慎重に〃。前回もここまでは順調だった。順調だったからこそ調子に乗った。早く結果を出したかった。

今回は気持ちにブレーキをかけつつ慎重にやりたいと思います。


さて…蒅作りだが、去年冬場に大量の葉っぱで作ったけど、虫が湧いたり大変だった割に仕上がりがビニール袋で作った「なんちゃって蒅」と大差が無い気がする。

もちろん「稲わらには良い菌が付いている」のは分かるので、収穫する度に「ムシロの上での藍もみ」してみようかと…。ジップロックが一杯になったら、都度蒅作成。手間をかける回数は増えるが1回の作業はビニール袋で作るとすごく楽なので😅💦発酵しやすい暖かい時期にもできるし。

藍もみ以外でムシロを使う方法を考え中。
色々と参考にしつつ、独自路線を開拓します。

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参考ページ:正藍冷染(藍染めで唯一人間国宝に認定された千葉あやのさんの藍染め)

「摘んだ藍葉は天日に干した後、筵(むしろ*1)の上で揉み込む「藍もみ」をして、さらに乾燥させる。」